タブンネのお話
こんにちは。
スカイレジェンドにて登場したタブンネというカードについて考えたいと思います。
このカード、ジラーチの劣化と言われていたりいなかったりしますが実際どうなんでしょうか、ということでタブンネとジラーチを比較してみます。
タブンネ(sm10b) たね HP90
特性 ヒヤリング
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札を1枚引く。
■無無 ドレインビンタ 30
このポケモンのHPを「30」回復する
ジラーチ(sm8a) たね HP70
特性 ねがいぼし
このポケモンがバトル場にいるなら、自分の番に1回使える。自分の山札を上から5枚見る。その中にあるトレーナーズを1枚、相手に見せてから、手札に加える。残りのカードは山札にもどして切る。その後、このポケモンをねむりにする。
■鋼無 ビンタ 30
サンダー(sm8a) たね HP110
■雷 アサルトサンダー 10+
この番、このポケモンがベンチからバトル場に出ていたなら、70ダメージ追加。このワザのダメージは弱点を計算しない。
単体比較
ジラーチ
ジラーチは単体で使用した場合の事故回避能力が非常に高いです。
これまで様々なデッキにジラーチが採用されてきた理由もこの点に尽きます。
トレーナーズはポケモンにもエネルギーにも繋がるためサーチ範囲は非常に広く、5枚から選べることで対応力も高めです。
例.
ポケモン←ハイパーボール
基本エネルギー←エネルギースピナー
特殊エネルギー←エネくじ
一方でタブンネの特性について、単体で事故を軽減する能力はジラーチに劣ります。
しかし、単純なドローであるため何でも手札に加えられるという点は強く、マグカルゴ前提であればタブンネの方が優秀なのは明らかです。
マグカルゴが無くても運命力があれば何でも手札に加わるので強いです。
タブンネの利点としてワザの性能もあり、要求エネと効果共にタブンネの方が優秀です。特に30回復というのが優秀で、フェロマッシのジェットパンチ(30+30)とも撃ち合える性能です。
まとめると、
事故防止の観点ではジラーチが優秀だが、事故軽減として見るとタブンネも有り(ワザを使えるなら)
と感じました。
ジラーチ:HP70、弱点 炎、抵抗 超
タブンネ:HP90、弱点 闘、抵抗 なし
同じ攻撃を2回受けるという条件で考えると、
・闘タイプの30,50,60ダメージのワザ
・超タイプの50ダメージのワザ
を受けた時のみジラーチの方が確定数が多くなるため、基本的にタブンネの方が優秀です。(闘30ダメージはメジャーであるため不安要素ではある)
ジラサンに対するタブサン
まず、ジラサンにおけるジラーチの代わりとしてタブンネを入れるのであればマグカルゴは必須です。その分枠を取られますが、エネルギー(エネルギーに繋がるカード)を減らせるためそこまで圧迫はされないかと思います。
特性の比較
手札に加えられるカードの違いを見ると、エネルギーがサーチしやすいのはタブンネの強みです。特に特殊エネルギーはジラーチでは確定サーチできないためタブンネサンダーの大きな利点となります。
エスケープボードとUターンボードの違い
ジラサンにはエスケープボード、タブサンにはuターンボードが中心になるかと思いますが、どちらにも強みがあるのでまひ、ねむり状態にしてくる相手を意識するかポケモンのどうぐを割ってくる相手を意識するかの違いです。
当然タブンネはエスケープボードでも良いですがUターンボード採用によりデッキの枠を節約することができます。
ジラサンvsタブサンのマッチング
ジラーチはエレキパワー無しのアサルトサンダーで倒されるがタブンネは倒されないためタブサン有利に見えます。しかし、マグマッグがアサルトサンダーで落とされ続けるとタブンネ側は安定させることが難しいため、結局は五分五分かと思っています。
これはエアプの意見なので皆さんは自分で試してみてください。
以上を踏まえて、タブサンを組むのであれば、レインボーエネルギーがサーチしやすいという点を活かしてUBタブサンが合っているのではないかというのが私の結論です。
ジラサンもそうですが、実際に回していて楽しいデッキだと思うので皆さんもタブンネを使うことでタブンネボムの贖罪をしてください。
それではまた。
ギラティナのプレイマットが欲しかったお話
こんにちは。
ギラティナのプレイマットが欲しくてポケカの日の週末限定バトルに参加しました。
複数人で来ている方が多く、店内で震えていましたが、一人で来ていた方に話しかけたことで難を逃れました。
使用デッキ
エモンガ入りロストマーチ
対戦デッキ
マッシブーンGX 3-6
サポートもエネルギーも引けずにロストマーチの打点だけ上げて負け。
ハネッコとエモンガが闘タイプ抵抗を持っているおかげで少しだけ延命できた。
ロストマーチ 6-5
序盤にテテフでハネッコとネイティを倒したのが偉かった。
仮にじゃんけんで勝ってたら先行を取ってしまい、サイドレースで負けていたと思う。
ハッサムGX 6-2
相手が後攻を取ってミカンで鋼タイプポケモンを、コイルのワザで鋼エネルギーをサーチしたが、返しの番にロケット団のいやがらせを使うことができたのでそのまま順調に進めて勝ち。
反省点ですが、ドローサポートを引けない場面が多かったので増やしても良いかもしれないと思いました。また、マッシブーンGXのジェットパンチが非常にきつかったのでそらのはしらも増やしたいという感じでした。
して、ギラティナのプレイマットじゃんけんですが、まずは店員さんとでした。
その前の対戦の際にパーの調子が良かったのでパーを信じて出したところ、勝ち残ることが出来て残り5人になりました。
残りの5人でのじゃんけんになりました。初手にパーを出した人のみがいる環境ですので安定択であるグーを出せば良かったのですが勢いでパーを出してしまい、結果的に残りの4人全員がチョキを出したため負けてしまいました。
グーを出していれば一人勝ち出来た場面だっただけに悔やまれます。
因みに、参加費のウルトラシャイニー2パックではマッシブーンGX、アーゴヨンGX、色違いのフクスローが出ました。
プロモパックではラティオスとカラカラでした。
店舗の大会に出たのが100年ぶりだったので緊張しましたが優しい人ばかりで安心しました。(大会初心者のテンプレの感想)
目当てのプレイマットこそ取れませんでしたが楽しかったです。
今後、普段のジムバトルに出るかは分かりませんがポケカの日のプレイマットじゃんけんの際にはまた参加したいと思いました。
それでは。
ウルトラシャイニーのお話
こんにちは。
ウルトラシャイニーの発売日です。優良な再録カードや面白そうな新カードがたくさん収録されているパックで大人気となっています。
そんなウルトラシャイニーですが、私は買わないという選択をしました。
(とは言え、通りすがりのコンビニでウルトラシャイニーを探してみたということも事実であり、虫ゴムの劣化によって自転車のタイヤの空気が抜けていて悲しかったのも事実)
たしかに今回のパックは豪華なパックではあり様々なカードが入っていますが一方で、1種類につき1~2枚ずつしか手に入らないという特徴もあります。
多くの友達を持っている皆さまは楽しく開封して楽しく交換し合いましょう。
私は頑張って生きていきます。
そんなこんなではありますが、ウルトラシャイニーの発売自体は私としても非常に嬉しいです。
これまで微妙に高くて手を出せなかったグッズや色々なデッキに入るポケモンなどのシングル価格が大幅に下がっています。(まんたんのくすりやねがいのバトン、アローラロコンなど)
現在はこれらのカードが安価に手に入りますが、箱で買っても何枚も出るわけでは無いことから徐々に価格が上がるのではないかと私は予想しています。
…まあ、ウルトラシャイニーの増産がどの程度か分からないので分かりませんが
・_・
また、ウルトラシャイニーよりも注目しているのが、来月発売のプレミアムトレーナーボックス「TAG TEAM GX」です。
これは固定のポケモン、トレーナーズ、エネルギーに加えて拡張パック20パック、他にもダメカンなどの対戦に必要なものが入ったセット商品で、カプ・テテフGX、シロナ、グズマが入っているという話です。
他にも様々なカードが収録されており、今回のウルトラシャイニーとどの程度被っているのだろうかという疑問は残りますが、ウルトラシャイニー以上にオススメできる商品です。
話をまとめると、再録で手に入りやすくなったことを活かしてポケモンをシングル買い、トレーナーズやエネルギー、その他サプライはプレミアムトレーナーボックスで揃えると良さそうってことです。
もちろんウルトラシャイニーには様々な色違いポケモンやおしゃれなイラストになっているサポートのSRなどもあり、間違いなく開封していて楽しいパックなので手に入ったのであれば喜んで開封しましょう。
話が二転三転していますが結局のところ私が言いたいのは、みんな楽しくポケモンカードで遊べるようになると良いですねということです。
それではまた。
無色ポケモンにつけるエネルギーの色のお話
こんにちは。
タイトルの通りの話です。要するに、特定のタイプのエネルギーを指定する効果に注目して考えてみようということです。
無色エネルギーを要求するワザは、エネルギーのタイプに縛りがないかわりに要求数が多い傾向にあります。
そのため、エネルギー加速のサポートは非常に大切であり、サポートするカードの枚数で見てもエネルギーをつける効果のものが多いようにも感じます。
もちろん他にも様々なサポートがあるので特定のタイプのエネルギーに関する効果を持ったカードをそれぞれのタイプで考えてみます。
*赤字はエネルギー加速
草
フシギバナ(sm3+)
クワガノン(sm1M)
シェイミ(PROMO)(特性"かんしゃのしるし"のやつ)
ジュカイン(sm7)
ナタネ(sm5S)
ネットボール(sm7b)
炎
バシャーモ(sm6b)
バクガメスGX(sm2K)(GXワザ)
ファイヤー(sm7a)
コータス(sm7)
カキ(sm3H)
火打石(sm6a)
ヒートファクトリー♢(sm8)
水
ヌオー(sm6a)(アクアパッチや自身にエネルギーをつけるポケモンと合わせてエネ加速が可能)
マナフィ(sm3+)
スイレン(sm4+)
マキシ(sm5+)
ボルケニオン♢(sm6)
雷
カプ・コケコ♢(sm8a)
クワガノン(sm1M)
ジバコイル(sm5+)
ゼラオラGX(sm7a)(GXワザはエネ加速、特性は逃げるサポート)
ライコウ(sm3+)
ライボルト(sm7)
デンリュウ(sm8)
デンジ(sm5M)
超
カラマネロ(sm6)
ルナアーラ♢(sm5M)
ひかるミュウ(sm3+)
ルナアーラGX(sm1M)
月輪の祭壇(sm1+)
ネクロズマあかつきのつばさGX(sm5M)(月輪の祭壇と合わせて逃げサポ)
闘
特に見当たらなかった;;
悪
月輪の祭壇(sm1+)
鋼
メタグロスGX(sm2L)
ジバコイル(sm5S)
ソルガレオ♢(sm5S)
ソルガレオGX(sm1S)(GXワザ)
レジスチル(sm4S)
テンガン山(sm5S)(ジバコイルと合わせて)
コバルオンGX(sm8a)
妖
サーナイトGX(sm3N)
マリルリ(sm8)
マツリカ(sm7b)
私の調べた範囲では上記のような感じでした。タイプごとに優秀なカードの枚数にかなりの偏りがありますね。
個人的な感想として、エネ加速もポケモンの入れ替えもできる雷・超が優秀とは思っていましたが、草・水にも思っていた以上に色々な効果のカードがあって面白そうだと思いました。
また、エネルギー加速についてはどのタイプのエネルギーでも使えるカードも考えてみました。
有用そうなものだと、
レックウザ(sm4+)、シルヴァディGX(sm4S)、ソルガレオGX(smE)、
アローラガラガラ(sm6)、ハクリュー(sm1M)、マルマインGX(sm6b)
などがありました。
アローラガラガラは、進化が必要という問題こそありますがワザを使うためのエネルギーが要らない点でエネルギー加速としては優秀だと思っています。
今後、多くのエネルギーを要求するアローラポケモンやアローラのポケモン自体をサポートするカードが増えれば改めて考えてみたいです。
というわけで、
特定のタイプをサポートするカードには様々なものがあるが、その効果がポケモンのタイプを指定しているのか、エネルギーのタイプを指定しているのかという区別をしっかりとしましょうという話でした。
この類のカードは今後も無限に増えるので何か気になるものが出たらまた触れていきたいです。
それでは。
ひかるセレビィとメモリーエネルギーのお話
こんにちは。
今回は進化前のポケモンのワザを使うギミックについての話をしたいと思います。
ひかるセレビィ(sm3+) たね HP70
特性 タイムリコール
このポケモンがいるかぎり、自分の進化しているポケモン全員は、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
■草無 リーフステップ 30
メモリーエネルギー(sm8) 特殊エネルギー
このカードは、無エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけているポケモンは、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
ルクシオ(sm5M)のでんじしょうがいのようにひかるセレビィと合わせて使ってくださいと公式に言われているようなカードもありますが、他にも上手く使えるポケモンがいないかを考えてみます。
進化前のポケモンのワザを使う意義について
①進化前のポケモンのHPが低い
進化ポケモンがワザを使うことでHPが高い状態、特性を持った状態で優秀なワザを使えます。
②進化ポケモンのワザの必要エネが多い
必要なエネルギーがつくまでのワザが使えない間に進化前のポケモンの要求エネの少ないワザを使っておくことで無駄を減らすことができます。
③進化前のポケモンのワザが強い
①の理由なら当然、②でもある程度は優秀なワザでないと厳しいです。
ちなみにルクシオ(レントラー)の場合、①HPが80→150、特性で30ダメージ軽減。②レントラーが3エネワザしか持っていない。③ルクシオのでんじしょうがいが強い。という点において進化前のワザを使う意味が大いにあると言えます。
ひかるセレビィについては、ずっと置いておく必要があるためベンチを圧迫し、グズマなどできぜつさせられる危険性もあります。
メモリーエネルギーはベンチを圧迫しない点が優秀ですが、無色一個分にしかならないエネルギーを手貼りなどの手段でつける必要があるのが欠点です。また、グズマの心配はありませんが特殊エネルギーであるためエネルギー破壊を受けやすいのも厳しいところです。
無色一個分のエネルギーを活かしやすいワザ(基本エネn個+無1個とか)を使いたいならメモリーエネルギーが使いやすそうです。
一方で、無2個を含むワザではダブル無色を手貼りしたいのでメモリーエネルギーではなくひかるセレビィの方が相性がいいのかもしれません。
ただし、エネルギーの加速手段が豊富にあるデッキであればどのデッキにも入っているグズマを恐れなくて良いメモリーエネルギーが向いているとも言えるため単純な話ではなさそうです。
まとめ
好きなエネルギーを手貼りできる分、ひかるセレビィの方が多くのポケモンと組み合わせることができるが、条件さえかみ合えばメモリーエネルギーの方が手軽で強かったりもする。という感想です。
結局のところ相性が非常に良いポケモンについては思いつきませんでした。しかし、そこまで優秀なワザでなくても進化前のポケモンのワザを使うギミックを組み込める可能性を感じることはできました。
新しいカードの中に相性が良いポケモンがいるかにこれからも注目していきたいです。
それではまた。