ひかるセレビィとメモリーエネルギーのお話
こんにちは。
今回は進化前のポケモンのワザを使うギミックについての話をしたいと思います。
ひかるセレビィ(sm3+) たね HP70
特性 タイムリコール
このポケモンがいるかぎり、自分の進化しているポケモン全員は、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
■草無 リーフステップ 30
メモリーエネルギー(sm8) 特殊エネルギー
このカードは、無エネルギー1個ぶんとしてはたらく。
このカードをつけているポケモンは、進化前に持っていたワザを、すべて使える。[ワザを使うためのエネルギーは必要。]
ルクシオ(sm5M)のでんじしょうがいのようにひかるセレビィと合わせて使ってくださいと公式に言われているようなカードもありますが、他にも上手く使えるポケモンがいないかを考えてみます。
進化前のポケモンのワザを使う意義について
①進化前のポケモンのHPが低い
進化ポケモンがワザを使うことでHPが高い状態、特性を持った状態で優秀なワザを使えます。
②進化ポケモンのワザの必要エネが多い
必要なエネルギーがつくまでのワザが使えない間に進化前のポケモンの要求エネの少ないワザを使っておくことで無駄を減らすことができます。
③進化前のポケモンのワザが強い
①の理由なら当然、②でもある程度は優秀なワザでないと厳しいです。
ちなみにルクシオ(レントラー)の場合、①HPが80→150、特性で30ダメージ軽減。②レントラーが3エネワザしか持っていない。③ルクシオのでんじしょうがいが強い。という点において進化前のワザを使う意味が大いにあると言えます。
ひかるセレビィについては、ずっと置いておく必要があるためベンチを圧迫し、グズマなどできぜつさせられる危険性もあります。
メモリーエネルギーはベンチを圧迫しない点が優秀ですが、無色一個分にしかならないエネルギーを手貼りなどの手段でつける必要があるのが欠点です。また、グズマの心配はありませんが特殊エネルギーであるためエネルギー破壊を受けやすいのも厳しいところです。
無色一個分のエネルギーを活かしやすいワザ(基本エネn個+無1個とか)を使いたいならメモリーエネルギーが使いやすそうです。
一方で、無2個を含むワザではダブル無色を手貼りしたいのでメモリーエネルギーではなくひかるセレビィの方が相性がいいのかもしれません。
ただし、エネルギーの加速手段が豊富にあるデッキであればどのデッキにも入っているグズマを恐れなくて良いメモリーエネルギーが向いているとも言えるため単純な話ではなさそうです。
まとめ
好きなエネルギーを手貼りできる分、ひかるセレビィの方が多くのポケモンと組み合わせることができるが、条件さえかみ合えばメモリーエネルギーの方が手軽で強かったりもする。という感想です。
結局のところ相性が非常に良いポケモンについては思いつきませんでした。しかし、そこまで優秀なワザでなくても進化前のポケモンのワザを使うギミックを組み込める可能性を感じることはできました。
新しいカードの中に相性が良いポケモンがいるかにこれからも注目していきたいです。
それではまた。